2023/04/10

祖母がなんやかんやあって面倒を見ていたワンコが眠るように亡くなりました。

 

元の飼い主はすでに亡くなっていてその人の接し方は愛犬と言うより番犬に近い飼い方でした

ほぼ外飼い

雪降りしきる日は軒下

家の中といっても三和土の上

なかなかに無愛想な方だったので表情や言動から見ても特段愛を持って接している感じはしませんでした。

 

正統な後継人は帰化したのかってくらい帰ってきませんでした

それでなんやかんやあって祖母がお世話をする事に。

 

去年の夏頃まで脱走して保健所にお世話になるくらい走り回って元気でしたが

引き摺る後ろ足が日に日に目立つようになり

先月くらいにはいつもの散歩ルートが周れなくなりました。

その日を最後に散歩ができなくなって

立つこともできなくなって

ご飯を食べる事ができなくなって

ただ横になって吠えてる姿が

弱くなっていって

 

致命的な外傷や血を吐くような病気は無く

ゆっくりと亡くなっていきました。

 

しかしながらそれは一方的な表現

何かを訴えていたのかもしれない

病院に行っていたら元気になったのかもしれない

彼の意思はどうだったのだろうか

 

と落ち着いてから思うようになりました。

 

以前猫ちゃんを飼うってなんだろ?

母と話すことがありました

私「」(なんて言ったか覚えていない)

母「すべての猫ちゃんを救えることはできないけどその子は幸せなんじゃないかな」

 

答えが良くて自分なんて言ったのか消えた

思い出せない。

 

彼の17年間は幸せだったのだろうか

飼い主が居なくなって

家で最後を迎える

奇しくも飼い主が倒れた床の上で

 

お疲れ様でした。

おやすみなさい。

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